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養和軒ぷらす、プレオープン初日の想い

9月8日、ついに「養和軒ぷらす」がプレオープンの日を迎えました。朝の準備をしながら胸が高鳴ると同時に、「本当にお客様に喜んでもらえるだろうか」という不安も入り混じり、いつも以上に緊張していたのを覚えています。

暖簾を掲げた瞬間、これまで準備を重ねてきた日々が走馬灯のようによみがえりました。スープを炊く香り、出口製麺の麺を茹でる音、器に盛り付ける時の真剣な空気。そのすべてが「やっとお客様に届けられるんだ」という実感へと変わっていきました。

最初のお客様が席に座られ、注文をいただいたときは、手が少し震えるほど。けれど丼を差し出し、「美味しいね」と微笑んでいただいた瞬間、胸の奥が熱くなり、緊張は感動に変わりました。

プレオープンは試行錯誤の連続でしたが、一つひとつの声を受け止めながら、少しずつ「養和軒ぷらす」らしい空気が出来上がっていくのを肌で感じています。